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崖の上のポニョの時代設定は現代社会がモデルなの?元ネタとなった人物は誰?

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あなたは崖の上のポニョの時代設定や、登場人物のモデルや元ネタを知っていますか?

私は現代社会を描いたものだと思っていましたが、よくよく考えると、古く見えるシーンもあるような気がします。

あー!あのシーンだね!

また、崖の上のポニョには魅力的な登場人物が沢山いるので、モデルや元ネタがあるならどんな人なのかも気になりますよね!

そこで今回は、崖の上のポニョの時代設定や登場人物のモデルについて調べてみました。

気になる!

やはり現代社会なのか?それとも違う時代なのか…?

それではいってみましょう~!

崖の上のポニョの時代設定は現代社会がモデルなの?

崖の上のポニョに時代設定はあるのでしょうか?

時代設定を知るヒントと言えば、建物や食べ物、服装に通信手段、言葉遣いなど…。

今の生活と違うところはあるかな?

全体の印象として現代と大きく違う点は思い浮かばないのですが、よくよく考えると少しアナログというか、古風なシーンもある気がしますね。

いつが舞台の作品なのか、調べてみました!

時代設定はいつ?

崖の上のポニョに、明確な時代設定は示されていません

しかし、宗介の両親が共働きであることや、リサカーと似た車種が生産されていた時期などから、現代社会ではないかと言われています。

監督が構想を練ったのが2005年、公開が2008年という事もあり、2000年代と考えられているよう。

ふむふむ。そんなかんじする~!

ただ、洪水の後にポニョと宗介がポンポン船で川を渡るシーンに、赤ちゃん連れの”大正時代のお母さん”が登場することで、現代社会という設定に違和感を感じる人もいるようです。

この”大正時代のお母さん”はパンフレットに出てきた言葉であるため、公式の情報。

なぜ大正時代なのか?と混乱するのもうなずけますよね。

えっ!なぜなんだろう?!

宮崎監督はあのシーンについて、古い感じを出さないとしっくりこないという旨の発言しています。

“大正時代のお母さん”というのは、声優さんへ指導する中で出てきた表現と考えると、あのシーンの説明がつくのではないでしょうか?

現代社会への提言

崖の上のポニョには、現代社会へのメッセージが含まれているようです。

スタジオジブリのスタンスとしては特定の場所をモデルとして設定していないようなのですが、宮崎監督が同作品の構想を練ったとされているのは、広島県にある鞆の浦(とものうら)という港町。

美しい景観の鞆の浦は、映画やドラマのロケ地としても有名です。

ポニョに出てくるきれいな街並み、だいすき!

しかし、その鞆の浦では再開発計画を巡って紆余曲折あり、宮崎監督も思うところがあったよう。

計画が頓挫した時に、現代の公共工事への姿勢について疑問を投げかけるコメントを出しています。

人間の身勝手さには、嫌気がさしちゃうよね。

また嵐のシーンでは、自家発電機や貯水タンク、プロパンガスなど、大きな力に依存するのではなく、いざという時に自立して生活を立て直すたくましさも表現されていました。

そのようなシーンや美しい街並みを通じて、現代社会が忘れてしまった大切なことを教えてくれているのではないでしょうか。

【崖の上のポニョ】元ネタとなった人物も調べてみた

崖の上のポニョには、魅力的な人物が沢山登場しますよね。

ちなみに私は宗介の言葉遣いや優しさがツボなので、元ネタとなった人物がいるなら是非知りたいです。

きっともう立派な大人になっていることでしょう…。

ぼくは、ひまわりのおばあちゃん達が好きだな~!

個性豊かなキャラクター達の、元ネタとなった人物を調べてみました。

元ネタとなった人物を調査!

登場人物のモデルや元ネタとなった人物は存在しました!

早速、調査結果をご報告しますね。

登場人物モデル・元ネタ
ポニョ宮崎監督の孫娘・作画監督の子ども
宗介宮崎監督の子ども・美術監督・スタッフの子ども
グランマンマーレ『オフィーリア』という女性の絵画
フジモト作画監督・『海底二万マイル』ノーチラス号の元乗組員
トキ宮崎監督の母親

いかがでしょうか?

監督は身近な人物をモデルにすることが多いようですね。

監督は普段から周りの人をよく見ているんだね。

人間ではないグランマンマーレとフジモトは、人物だけでなく作品からもインスピレーションを得ていますね。

それが二人の不思議な存在感の理由になっているのかもしれません。

フジモトを深堀り!

元ネタの中でも異彩を放っているフジモトについて、もっと調べてみました。

『海底二万マイル』ノーチラス号の元乗組員というのは、なかなか具体的な設定ですよね。

この設定はパンフレットに載っていたものなので、公式の設定です。

フジモトが乗っていたとされるノーチラス号というのは、SF小説『海底二万マイル』に出てくる潜水艦のこと。

そこで潜水艦のイロハを覚えたのだろうか…。

密室の潜水艦での生活で、人間の嫌な部分が見えて人間嫌いになったのでは?と考える人もいるようです。

人間嫌いでグランマンマーレとの間にポニョが生まれて、今は魔法使いで…。

やはり謎だらけのフジモトですが、彼について少し理解が深まったのではないでしょう。

謎多き人物!

まとめ

今回は、崖の上のポニョの時代設定は現代社会なのか、登場人物のモデルや元ネタがあるのかを調べてみました。

時代設定は現代と考えられているようでしたね。

その理由をご紹介しましたが、納得できた方もいたのではないでしょうか?

納得~!

たとえ現代社会を描いていても、明確な表現を避ける事で普遍的なものに見せることが、長く愛される秘訣なのかもしれません。

また作品に登場するリアルで魅力的な人物は、モデルや元ネタを一人につき複数設定したり、時にはある作品からイメージを膨らませることで生まれるのでしょう。

長く愛されるわけだねぇ。

崖の上のポニョの設定について知ることで、また違った視点で作品を楽しめそうですね♪

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