ハウルの動く城の舞台はどこの国がモデル?時代背景も解説
独特な世界観を持つ「ハウルの動く城」ですが、舞台はどこの国がモデルとなったかご存知ですか。
作品の時代背景も合わせて解説いたします。
モデルとなった国があるんだね。
この記事で分かることは以下の通り。
- 「ハウルの動く城」の舞台はどこの国がモデルなの?
- 時代背景を解説!
みなさんにちょっとした旅気分を味わっていただければと思います。
Contents
【ハウルの動く城】舞台はどこの国がモデルなの?
『ハウルの動く城』の舞台。
— LEO (@lalaland_japan) March 18, 2024
フランス, コルマールで撮ったフィルムを現像 pic.twitter.com/ElomHT0wSk
「ハウルの動く城」のモデルとなた国は、フランスのコマールという場所です。
この町にある建物が実際に映画に登場したり、街並みもそっくりだったりと映画の世界に入り込んだよな気分になります。
作者はイギリスの人だけど、舞台はフランスなんだね。
また、コマールだけでなく他にもモデルとなったと考えられる地があることをご存じですか。
なんと日本にもモデルとなったと言われる有名な場所があるんですよ。
フランスのコマールがモデル!
酒場情報🍷
— れお🦊旅する酒飲み管理栄養士 (@Reo_traveling) February 2, 2024
ハウルの動く城の舞台フランス コルマールで一度は行ってほしいBistro Flam's を紹介✨
テラス席でプフィスタの家を見ながら呑めます!
頼んでほしいのが、郷土料理のタルトフランベとアルザスワイン!
タルトフランベって聞くとケーキ?って思うけれどクリスピーピザみたいな感じ! pic.twitter.com/zRBBudC9t0
「ハウルの動く城」の舞台となっているのは、フランスのアンザス地方にあるコマール。
この国をモデルにしたことはジブリ公式も認めており、ハウルやソフィーが歩いていた街並みを見ることができますよ。
また、建物も映画に出てくるものにそっくり。
街並みが可愛くて見とれてしまう。
ソフィーが働いている帽子屋さんのモデルとなった建物もあり、まるで映画の中に入り込んだ感覚になってしまいそうです。
建物の色味が可愛いですし、川が街の真ん中を流れており現実にこのような世界があるのかと不思議な感覚になってしまいました。
写真を見ただけでもその独特の世界観に引き込まれてしまいますね。
他にもモデルとなった地があった!
僕的には見たことがなかった“Kyrgyzstan“という名前の国から私のVinylを買った人がいて一体どこなんだと検索したら「キルギス」という国で凄い綺麗だしどうやらハウルの動く城のモデルらしく、何故かひとりワクワクしてる😲 pic.twitter.com/YyWhpvfpxi
— ミカヅキBIGWAVE (@mikazukiBIGWAVE) June 7, 2020
コマールの他にもモデルとなったと言われている場所があります。
まだあったんだね。
- フランス リクヴィール
- イタリアの裏路地
- カザフスタン・ウズベキスタン
- キルギス
- ロンドン・パリ・フランクフルト
- 日本 千沼ヶ原
フランス リクヴィール
コマールと同じくアンザス地方にあり、街並みが「ハウルの動く城」とそっくりです。
カラフルな街並みは多くの人を魅了しており人気の観光地なのだとか。
わぁ行ってみたい!
まさに映画そのものの世界を感じられますね。
イタリアの裏路地
映画には石畳を描いているシーンが多くありますね。
ハウルとソフィーが出会ったところも裏路地のような場所。
こんな細かいところまでモデルがあるんだね。
イタリアの裏路地をモデルにしたと言われており、一歩入ればまさに映画の世界です。
カザフスタン・ウズベキスタン
ソフィーとマルクルがお茶をするシーンがありますが、あの美しい景色にもモデルがあるんです。
カザフスタン、ウズベキスタンには映画に登場するような大きな湖や山々があり、お茶をする2人の姿が見えてきそう。
あのシーン好き。
また、城が移動している草原もこの地からインスピレーションを受けたとジブリ公式は公表しています。
世界にはこのような壮大な場所が存在するのですね。
キルギス
キルギスにあるカラコル谷という場所は、雪景色の参考にしたのではないかと言われています。
城が動くシーン!
キルギスでも人気の観光地で大自然と美しい渓谷が特徴的。
ハウルの城が動いている姿が見えてきそうです。
ロンドン・パリ・フランクフルト
「キングスベリーの扉!」というセリフでお馴染みの街並みは、ロンドン・パリ・フランクフルトを参考にしたと言われています。
映画ではこれらの地がミックスしたような街並みが描かれており、きらびやかな雰囲気が印象的ですね。
まさに王都が描かれていますね。
ロケハンも行ったと言われており、映画でのリアルな王都の風景にも納得しました。
日本 千沼ヶ原
私たちの住む日本にもモデルとなった土地がありました。
ハウルがソフィーを連れていく花畑は日本の千沼ヶ原が舞台なんだとか。
結構身近なところにもあったんだね。
ここは秋田県から岩手県にまたがって位置しており、映画にも出てくような湖や小川もあります。
ハウルとソフィーが仲睦まじく歩いている姿が想像できそうですね。
【ハウルの動く城】時代背景を徹底解説!
フランス🇫🇷コルマール
— 音 (@ojya27) November 8, 2024
ハウルの動く城でも有名ですが、ディズニーの美女と野獣のモデルになった街でもあります。
ガストンが出てきそう。出てきたら困る pic.twitter.com/jLq5lidHPK
「ハウルの動く城」の描かれている時代は19~20世紀のフランス。
ハウルたちが段々と戦争に巻き込まれていく姿も描かれていますね。
ハウルがボロボロになってしまうの、悲しい。
しかし、実際のコマールでは戦争は起こっていないのです。
実際の時代背景と比較をしながら「ハウルの動く城」の魅力もご紹介できたらと思います。
19~20世紀のフランスが舞台!
フランス🇫🇷アルザス地方のChristmas marketへ🎄😍訪れることが夢だったので嬉しい!まずはエギスハイムへ。明日は大好きな映画ハウルの動く城の舞台となったらコルマールへ🥹たのしみー🥰 pic.twitter.com/1oc1hnUzgh
— Mika ┊自分らしく生きるをサポート┊期間限定🇫🇷 (@Meixiangood) December 23, 2023
「ハウルの動く城」は19~20世紀のフランスが舞台となっています。
この時代は、第二次世界大戦がヨーロッパで勃発しており映画でも戦争の描写がありますね。
戦闘機が描かれていたり、爆弾が投下されるシーンも。
この映画見てると段々と心苦しくなるのは私だけ?
ハウルが戦争に召集され、ソフィーも戦争に巻き込まれていく姿は壮絶です。
しかし、モデルとなっているコマールには違う時代背景があることが判明しましたので次節で詳しく解説いたします。
コマールとの時代背景の違いを比較してみた!
Cocoroが実際に旅した世界のいろんな街を"聴く旅行記"としてお届けします。
— 「Weekend Step」TOKAI RADIO (@westep929) April 6, 2024
「Sound Voyage」✈️
今月4月は
フランス「アルザス地方」の旅🇫🇷
「絵本から抜け出てきたおとぎの国」
まずは、ハウルの動く城のモデルとなった村コルマールを目指します。#Weステ#TOKAIRADIO pic.twitter.com/2VelyyyVfp
第二次世界大戦の際に、フランスは領土をめぐってドイツと何度も対峙しました。
コマールはドイツとの国境付近に位置しているのですが、映画の展開とは違いこの地は戦争の被害はほとんど受けなかったのです。
そのため、現在では当時のままの街並みを見ることができるんですね。
現実と映画の設定は違うんだ。
あの美しい街並みが火の海になるシーンは映画で描かれていますが「ハウルの動く城」は戦争の悲惨さも伝える映画です。
あえて美しい街並みを戦禍に巻き込まれたという流れにすることで、映画を見る人によりメッセージが伝わりやすくなっているのではないかと考えました。
戦争はダメ、絶対。
まさに美しく残った奇跡の街ですので、今後もその姿のまま輝き続けてほしいと思います。
まとめ
ほぼ一ヶ月前の岩手県は雫石町、千沼ヶ原です。
— va_syo (@va_syo) August 9, 2020
朝からすっきりしない天候だったんですが、この時間は青空を拝ませてもらえました。
なんか、ハウルの動く城に出てくる花畑のモデルでは? とお考えの方もいらっしゃるようですが、いかがでしょうか。
今ちょっと暇なので、何枚か写真揚げてみます。 pic.twitter.com/nbcSznoEaa
今回は「ハウルの動く城」の舞台はどこの国がモデルなのか、時代背景も合わせて解説いたしました。
- 「ハウルの動く城」の舞台はどこの国がモデルなの?
→フランスのコマールが主な舞台で他にもモデルとなった場所がある - 時代背景を解説!
→19~20世紀のフランスが舞台!
写真を見ているだけでも映画の世界に入り込んでしまいそうな感覚になってしまいました。
海外旅行に行くなら次はフランスかな。
日本にもモデルとなった場所がありますので、旅行の際に行っているのもありかもしれませんね。