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千と千尋の神隠し

千と千尋の神隠し「おいおい」カシラの正体は何者?モデルとなった妖怪や名前の由来も調査

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「千と千尋の神隠し」に登場する「おいおい」と声を発しているカシラの正体が何者なのか気になったことがありませんか。

またカシラのモデルとなった妖怪や名前の由来も調査してみました。

モデルなんてあったのか!気になるね。

この記事で分かることは以下の通り。

ポイント!
  • 「千と千尋の神隠し」の「おいおい」と言うカシラの正体は何者なのか
  • カシラのモデルになった妖怪や名前の由来を調査

映画内でも異彩を放ち、気になる存在のキャラクターですので、この記事で疑問を解決できたらと思います。

【千と千尋の神隠し】「おいおい」カシラの正体は何者なの?

「千と千尋の神隠し」に登場するオジサン顔をしたカシラですが、湯婆婆の用心棒として部屋にいることが分かりました。

作中では、常に湯婆婆の近くにいて部屋に入って来た千尋に対して威嚇するような描写もありましたね。

湯婆婆に一番近い存在なのかもね。

また正体はダルマではないかという説があり、これについて調査してみると面白いことが分かりましたよ!

カシラの色にも注目してみると、もっと深く作品を考察できそうです。

カシラは湯婆婆の用心棒!

「千と千尋の神隠し」で特に異彩を放つキャラクターのカシラですが、役割としては湯婆婆の用心棒として考えるのが妥当ではないでしょうか。

映画を思い返してみると、常に湯婆婆の部屋にいて彼女の側に3人固まっていますね。

実際に千尋が初めて湯婆婆に会いに来たシーンでは、カシラが千尋の周りをジャンプしたりぶつかったりと攻撃的になっていました。

おいおいって千尋に近づいていたね。

また、瀕死になったハクを床の穴に落とそうとするなど湯婆婆を守ろうとする行動が見られます。

湯婆婆は魔法が使えますが、自分の身を守るために保険としてカシラを側に置いていたのですね。

カシラの正体はだるま?!

カシラが湯婆婆のことを守る存在ということが分かりましたが、その正体はだるま

コロコロと転がったり、3つがだるま落としのように重なるシーンがあることからも、だるまを連想できますね。

あのような髭が生えてオジサンのような顔も、だるまを思い浮かべることができませんか。

確かにだるまそのもの!

だるまはそもそも縁起物として、現実の世界でも家に飾ることがあります。

カシラは、常に湯婆婆の部屋にいて油屋で働く他の人たちと接触することはありません。

そのため、湯婆婆はある意味ではカシラを縁起物として自分の側に置いていたと考えることもできますね。

また、だるまは赤色のものが多いイメージですが緑色のだるまも存在するのだとか。

実際に見たら「カシラじゃん!」って言ってしまいそう。

緑色のだるまは「健康長寿」など身体の健康にまつわる意味があるよう。

湯婆婆は、自分を守る=自分の健康を守るという意味合いでもカシラを側に置いていたと考えられませんか。

さらに自分だけでなく、大切な坊が病気にならないように自分から離れないようにしていたとも考えられます。

湯婆婆自身、大きな力を持っているのにも関わらず、ここまでして自分のことを守ろうとしていると思うと、少し彼女には臆病なところがあるのではと想像してしまいました。

【千と千尋の神隠し】カシラのモデルとなった妖怪や名前の由来は?

「千と千尋の神隠し」のカシラについてさらに調査してみると、モデルは怨霊の舞首であることが分かりました。

江戸時代の怨霊で3人の武士の争いの末、あのような姿になってしまったと言われています。

絵を見てみたけど、カシラそっくりだったよ。

また多くの人が、カシラのその後を気にしていました。

映画では描かれていない、カシラのその後を調査、考察していきますね!

怨霊の舞首がモデル!

カシラのモデルは舞首という怨霊で、その起源は江戸時代までさかのぼります。

この怨霊は「絵本百物語」に描かれており、この物語には3人の武士が登場。

この3人の武士が、ひょんなことからケンカをしてしまい、このケンカがだんだんとエスカレート。

首になっても噛みつきあったりして争い続けたんだって。

お互いの首を切って死んでしまうのですが、首の状態になった後も争いを止めずに罵り合い続けたのだといいます。

カシラは作中では「おいおい」としか言葉を発しませんが、ケンカの末の怨霊と考えると「おいおい」としか発することしかできないとも考えられませんか。

神様が多く登場する作品ですが、1つや2つの怨霊が存在しても違和感はありませんね。

確かに不思議なことではないか。

よく見ると髭面も武士っぽいですし、飛びはねる姿も首が飛んでいるように見えました。

怨霊と分かってカシラを見ると、ますます不気味な存在になりますね。

カシラのその後は?

作中でカシラは銭婆に坊の姿に変えられ、魔法が解けた後は湯婆婆の側から離れていってしまいます。

その後、最後までカシラが登場することはありませんが、恐らくカシラはまた湯婆婆の元に戻ったのではないかと考察しました。

色々理由は考えられそうだね。

理由としては以下の通り。

  • 怨念が晴れていないから
  • 他の仲間が湯婆婆の元にいるから

カシラは元の姿には戻りましたが、それで怨念が晴れたわけではありません。

一度湯婆婆から離れたとはいえ、頼りになる人もいないので湯婆婆の元に戻ったと考えます。

怨念から解放されることはないんだね。

また、湯婆婆の部屋で共に過ごしてきた仲間がまだ湯婆婆の側にいるため、戻ってきたのではないかと考えました。

湯バードたちは、共に湯婆婆に従い共に彼女を守ってきた仲間。

そのため仲間として認識しており、その仲間を見捨てるわけにいかないと再度湯婆婆の元に戻って側にい続けたのではないでしょうか。

カシラのその後も想像すると、作品がもっと深く楽しめそうですね。

カシラだけでこんなに話が広がる!

「千と千尋の神隠し」にはたくさんの細かい設定があり、様々な視点で楽しめることがわかりました!

まとめ

今回は「千と千尋の神隠し」の「おいおい」と言うカシラの正体は何者なのか、モデルとなった妖怪や名前の由来を調査し解説いたしました。

まとめ
  • 「千と千尋の神隠し」の「おいおい」と言うカシラの正体は何者なのか
    湯婆婆の用心棒
  • カシラのモデルになった妖怪や名前の由来を調査
    モデルは怨霊の舞首

様々なキャラクターが登場する作品ですが、1つ1つの人物に細かい設定があり面白いですね。

何度見ても飽きないね!

もっと他のキャラクターについて考えてみると面白いことが発見できるかもしれません!

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