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千と千尋の神隠し

千と千尋の神隠し「髪留め」の効果は?ラストで切れた理由も解説

千と千尋の神隠し 髪留め
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千と千尋の神隠しに登場するアイテムの中で、特に印象的なのが「髪留め」ですよね。

これには、どんな効果があったと思いますか?

銭婆がくれる、キラキラの髪留めだね!

そして、「髪留めはラストに切れた」と言う驚きの噂が!

どうして切れたのか、その理由も考察していきます。

ポイント!
  • 「髪留め」には、どんな効果があったの?
  • 「髪留め」が、ラストで切れた理由。

千と千尋の神隠しの、一番最後のシーンを思い浮かべながら、読んでみてくださいね!

【千と千尋の神隠し】「髪留め」の効果は?

「髪留め」の効果についてはいくつかの考察が存在しますが、有力なのは千尋を守る効果」というもののようです。

千尋がこちらの世界に戻れるように、守ってくれていたんですね!

戻ってこられて、本当に良かったよね!

ではなぜ、そのように言われているのかを深掘りしてみましょう。

「髪留め」に魔法の力はなかった?

「髪留め」に、魔法の力はあったのかなかったのか、意見は完全に分かれているようです。

  • 「あった」派の意見
    • 銭婆の「お守り」という台詞から、千尋を守る魔法がかけられていたと考えられる。
    • 千尋が豚の群れに両親はいないと気付けたのは、髪留めにかけられた魔法の力のおかげ。
  • 「なかった」派の意見
    • 銭婆の「魔法で作ったものは何にもならない」という台詞が証拠。
    • カオナシや坊ネズミたち、みんなで手作りしたものだから。

このように、どちらの意見にも説得力がありますが、私は「なかった」派です。

みんなで作った糸を編み込んである、心のこもった手作りの「髪留め」は、それだけでお守りとして成立するので、魔法の力は要らなかったのではないでしょうか?

みんなが作ってくれた、唯一無二のお守りだね。

もしも、それぞれの要所で何かの力が働いたのだとしたら、それは魔法の力ではなく、みんなの「思いの力」だったのかも知れないですよね。

どんな効果があったのかを考察!

「髪留め」に魔法の力があってもなくても、「お守り」という効果は変わらないでしょう。

ここで注目したいのが、「髪留めが光る描写」があることです。

  1. 両親と再会してから、トンネルに入る前。
    • 千尋が後ろを振り向いてしまいそうになったのを、魔法の力で阻止したから光った。
    • 単純に太陽の光が反射して光っただけ。
  2. トンネルを出た後、千尋が母親に呼ばれて駆けだした時。
    • 罰として、湯婆婆により八つ裂きにされたハクの涙に反応して光った。
    • 「髪留め」がちゃんと残っていることを印象付けたかった。

このように、「髪留め」が光った理由には数多くの考察があります。

「ハクの涙」という説にはびっくりだよ!そんなのいやだ~!

しかし、トンネルに入る前と出た後の2回「髪留め」が光ったことで、異世界から現実世界に戻ってきても「髪留め」が残っているということが、すごく印象的になりましたよね。

そして、宮崎駿監督はインタビューの中で次のように語っています。

「髪留め」とそれが放った光は、千尋を守ると同時に、異世界で起こったことは現実だったと証明し、それを千尋自身にも、そして私たち視聴者にも、教えてくれているのかも知れません。

あの世界は本当にあったんだよね!

【千と千尋の神隠し】「髪留め」がラストで切れた理由

「髪留めはラストシーンで切れた」という都市伝説をご存じですか?

これは、「最後に髪留めが光った瞬間に切れてしまった」というもののようです。

切れたようには見えないけどなぁ・・・。

「髪留め」が切れることには、どのような意味があるのでしょうか?

この都市伝説が生まれた背景についても、合わせて考えてみました。

「髪留め」はラストシーンで切れた!?

「髪留めは切れていない」、やはりこれが結論でしょう。

その理由として、まず、千尋は自分のヘアゴムと「髪留め」を付け替えていますよね。

自分のヘアゴムは、口にくわえていたね。

「髪留め」が切れたら、髪がほどけるはずですが、そのような描写は見られません。

また、銭婆は「糸を編み込んである」と発言していますが、そうやって作った「髪留め」はかなり丈夫にできていると思われます。

ちょっとやそっとじゃ、切れないはず!

そして、映像を何度見ても、キラリと光るだけで切れているようには見えませんよね。

ずっと切れないで欲しいしね!

なぜ切れたと言われるの?

この説が生まれた要因には、「思い込み」が大きく関わっていると考えられそうです。

例えば、次のようなものが挙げられます。

  1. 「髪留めは、千尋を無事に現実世界に返す役目だけを担っている」という思い込み。
  2. 「千尋は、異世界での出来事を忘れてしまう」という思い込み。

1つ目の場合、「髪留め」はトンネルを抜けたところでその役目を終えたので、切れたように見えたのかもしれません。

2つ目の場合、「髪留め」という異世界にいた証拠が残ってはいけないので、切れたように見えた、と考えられます。

思い込んだらそのように錯覚してしまうことって、あるよね。

千尋が、異世界での出来事を記憶しているかどうかは、定かではありません。

しかし前述の通り、宮崎駿監督は「髪留めを異世界の存在の証明」として残したとしています。

「髪留め」が切れてしまったら、証明するものがなくなっちゃう!

だからやっぱり、「髪留め」は切れていないんです!

まとめ

千と千尋の神隠しに登場する「髪留め」には、興味深い効果や都市伝説があることがわかりましたね!

まとめ
  • 「髪留め」には、どんな効果があったの?
    • 「千尋を守り、異世界の存在を証明する」という効果。
  • 「髪留め」が、ラストで切れた理由。
    • 実際には切れておらず、思い込みによる目の錯覚。

私も、「髪留め」はラストで切れたというのは思い込みで、切れずにずっと残っていて欲しいですし、千尋には異世界での出来事を覚えていて欲しいと思います。

しかし、切れたように見えた理由も、十分に納得できました。

色々な見方があるよね!

新しい視点で、千と千尋の神隠しを見直してみると、また一段と面白いかも知れませんね!

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