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崖の上のポニョ「モールス信号」の内容は?耕一やリサ・宗介の全セリフも紹介

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あなたは崖の上のポニョに出てくるモールス信号のシーンを覚えていますか?

耕一の船を宗介が発見し、リサに「電気消して!」と伝えるところから始まります。

私が初めて見たときは、モールス信号のアナログな雰囲気が新鮮で、とても魅力的に感じました。

夜だから、光が印象的に映るんだよね~。

そこで今回は崖の上のポニョの中でも印象的なあのシーンの内容を、耕一・リサ・宗介の全セリフとともにご紹介します。

あれは実際に意味が通じる内容なのでしょうか?

本物のモールス信号なのかな?

また、全セリフを通じてその奥にある意図の考察もしていきます!

【崖の上のポニョ】「モールス信号」の内容は?

耕一が遠い船の上から送った光の信号に、宗介が気付くことから始まるこのシーン。

宗介はすぐに、リサに内容を伝えます。

まだ5歳の宗介がモールス信号を解読できているのがまず驚きなのですが、その内容は実際にも通じるものなのでしょうか?

あの光がそれっぽく見せただけの演出なのか、実際に伝わるものなのか、気になるね!

モールス信号というと音でやり取りするイメージがありますよね。

光で表すあのような方法は、実際に使われていたものかどうかも調べてみました。

モールス信号の内容は、しっかりと作りこまれたものだったようです。

実際に意味は通じているのか調査!

あの信号は、実際に意味が通じる内容になっています。

モールス信号は別名”トン・ツー”ともいい、短い音【・(トン)】と、長い音【 – (ツー)】で文字やメッセージを表すもの。

むずかしそう…!

映画のように光を使うものは”発光信号”とも呼ばれていますが、表し方はモールス信号と同じ。

短い音は短く、長い音は長く光らせる事で、トンとツーを使い分け、通じているんだそう。

すごいなぁ~憧れちゃう~。

声に出すやり取りがなくなるので、映画では字幕が出ていましたが、その内容通りに光らせているようです。

本当に使われていたものなの?

モールス信号や発光信号などの無線通信は、通信手段が限られていたころに使われていたものです。

中でも”SOS”は有名ですよね。

緊急時に短いサインで助けを求めたり警告出来たりと、とても便利な機能だったのでしょう。

大発明だったんだろうね!

船におけるモールス信号は100年以上歴史があったようですが、2000年代に入ると人工衛星を使用した手段に取って代わられたようです。

何とも言えないアナログ感が魅力のモールス信号、なくなってしまうのはなんだか寂しいですよね…。

使っている人はもういないのかな?

しかし、最新の機器が使えなくなった時のことを考え、完全に廃止されているわけではないようです。

古いものも大切にしつつ、より新しい技術の向上がより安全な航海につながるのであれば、喜ばしいことですね!

【崖の上のポニョ】耕一やリサ・宗介の全セリフを紹介

ここでは、モールス信号の全セリフと、その奥にある意図を考察してみたいと思います。

通信をする為に集中する宗介の表情が、キリリとしてたくましいこのシーン。

耕一からの電話で帰れなくなったと聞き、不貞腐れたリサには床に寝そべっています。

久しぶりに帰るはずだったんだろうねぇ。

宗介が信号を解読しながら、一生懸命にメッセージを伝える姿がいじらしいんですよね。

妻と子供に申し訳なく思う父親、夫に会いたい妻、夫婦を取り持つ子供と、家族関係が垣間見えるシーンです。

大好きだから会いたい。会いたいのに会えない…!

それぞれが具体的にはなんと言っていたのでしょうか?

耕一・リサ・宗介の全セリフまとめ

モールス信号のシーンは、宗介が耕一からの信号を見つけるところから始まります。

ここでのやり取りを、時系列にまとめてみますね!

私は信号を読み取れない為、宗介や耕一の言葉から予測したものを含みます。

急に帰れなくなって、残念な気持ちの中のでのやり取りだよ!

耕一「こちら耕一」

宗介「こちら宗介」

耕一「ごめん」

リサ「バカァァァァァァァァァ」

耕一「愛してる とってもとっても」

リサ「BAKA BAKA BAKA BAKA BAKA BAKA BAKA」

耕一「(字幕なしですが何かのメッセージと電飾点灯)」

宗介「航海の無事を祈る」

耕一「ありがとう おやすみ」

こうして見ると、シンプルなやり取りだね!

耕一はこのやり取りの前に電話をかけているので、あえてモールス信号でメッセージを送っているんですよね。

電話でのやり取りよりも印象的になっているので、そういうところが「さすがジブリ!」と思わず唸ってしまいます。

セリフの奥の意図を考察!

会いたいのに会えない複雑な想いが行き交うこのシーン。

セリフの奥にある意図も考えてみたいと思います。

「こちら宗介」の信号を発見した時、「あいつは天才だ!まだ5歳だぞ!」と喜ぶ耕一。

「ごめん」と送りながらも、我が子の成長を喜ぶ気持ちがあふれ出ていたのではないでしょうか。

宗介、すごすぎるぞ…!

それに対しリサは「ビー!エー!ケー!エー!」と、不貞腐れて寝そべったまま宗介に指示して発信させています。

その姿勢や表情からも、「バカァァァァァァァァァ」では足りないほどの残念な想いが垣間見えますよね。

リサは耕一が大好きなんだね。

また、リサが再度”自分で”発信した「BAKA BAKA BAKA…」に対する耕一の返事は、字幕も解読したセリフもありません。

そのためこの部分はセリフ自体も予測するしかないのですが、それを受けたリサは納得も満足もしていない様子。

なんて言ってたのかな?

しかし、耕一は一度「バカ」というメッセージに「愛している」と応えているので、おそらくまた愛を伝えたのでしょう。

最後に船全体にかかるカラフルな電飾も光らせているので、「愛してる」を強調して伝えたかったのかもしれませんね!

ヒューヒュー!

対して宗介は常に淡々と真剣にメッセージを送っていました。

耕一の驚きっぷりを見ると、宗介がモールス信号を使いこなせるようになってからまだ日が浅いのかもしれません。

それを踏まえると、メッセージを打ち込むのに集中して、頭の中はそれでいっぱい。

「航海の無事を祈る」は、宗介のまっすぐなメッセージと考えるのが自然かなと考えました。

宗介の集中する表情がたまらない~!

どのセリフも大好きな気持ちが伝わってくるので、仲良し家族であることが滲み出ているシーンですね!

まとめ

崖の上のポニョの中で、このモールス信号のシーンは、耕一とリサ、宗介の三人がやり取りする貴重なシーン。

今回は全セリフや内容についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

私も改めて観てみましたが、モールス信号のノスタルジックな雰囲気がとても素敵だと感じました。

心あたたまるシーンだったね!

全セリフ通してシンプルな内容でしたが、耕一・リサ・宗介それぞれのお互いに対する愛情を感じる場面でもありますよね。

家族の絆を感じて、崖の上のポニョの魅力を再発見できた気がします。

次に観る時は是非、このシーンにも注目してみてくださいね!

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